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  1. 橿原市議会 1996-03-01
    平成8年3月定例会(第3号) 本文


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成8年3月定例会(第3号) 本文 1996-03-13 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 170 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(松田文治君) 選択 2 :  ◯議長(松田文治君) 選択 3 :  ◯議長(松田文治君) 選択 4 :  ◯事務局次長(東 淳一君) 選択 5 :  ◯議長(松田文治君) 選択 6 :  ◯議長(松田文治君) 選択 7 :  ◯議長(松田文治君) 選択 8 :  ◯議長(松田文治君) 選択 9 :  ◯議長(松田文治君) 選択 10 :  ◯議長(松田文治君) 選択 11 :  ◯議長(松田文治君) 選択 12 :  ◯議長(松田文治君) 選択 13 :  ◯議長(松田文治君) 選択 14 :  ◯議長(松田文治君) 選択 15 :  ◯議長(松田文治君) 選択 16 :  ◯議長(松田文治君) 選択 17 :  ◯事務局次長(東 淳一君) 選択 18 :  ◯議長(松田文治君) 選択 19 :  ◯議長(松田文治君) 選択 20 :  ◯議長(松田文治君) 選択 21 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 22 :  ◯議長(松田文治君) 選択 23 :  ◯議長(松田文治君) 選択 24 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 25 :  ◯議長(松田文治君) 選択 26 :  ◯議長(松田文治君) 選択 27 :  ◯議長(松田文治君) 選択 28 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 29 :  ◯議長(松田文治君) 選択 30 :  ◯議長(松田文治君) 選択 31 :  ◯議長(松田文治君) 選択 32 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 33 :  ◯議長(松田文治君) 選択 34 :  ◯議長(松田文治君) 選択 35 :  ◯議長(松田文治君) 選択 36 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 37 :  ◯議長(松田文治君) 選択 38 :  ◯議長(松田文治君) 選択 39 :  ◯議長(松田文治君) 選択 40 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 41 :  ◯議長(松田文治君) 選択 42 :  ◯議長(松田文治君) 選択 43 :  ◯議長(松田文治君) 選択 44 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 45 :  ◯議長(松田文治君) 選択 46 :  ◯議長(松田文治君) 選択 47 :  ◯議長(松田文治君) 選択 48 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 49 :  ◯議長(松田文治君) 選択 50 :  ◯議長(松田文治君) 選択 51 :  ◯議長(松田文治君) 選択 52 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 53 :  ◯議長(松田文治君) 選択 54 :  ◯議長(松田文治君) 選択 55 :  ◯議長(松田文治君) 選択 56 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 57 :  ◯議長(松田文治君) 選択 58 :  ◯議長(松田文治君) 選択 59 :  ◯議長(松田文治君) 選択 60 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 61 :  ◯議長(松田文治君) 選択 62 :  ◯議長(松田文治君) 選択 63 :  ◯議長(松田文治君) 選択 64 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 65 :  ◯議長(松田文治君) 選択 66 :  ◯議長(松田文治君) 選択 67 :  ◯議長(松田文治君) 選択 68 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 69 :  ◯議長(松田文治君) 選択 70 :  ◯議長(松田文治君) 選択 71 :  ◯議長(松田文治君) 選択 72 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 73 :  ◯議長(松田文治君) 選択 74 :  ◯議長(松田文治君) 選択 75 :  ◯議長(松田文治君) 選択 76 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 77 :  ◯議長(松田文治君) 選択 78 :  ◯議長(松田文治君) 選択 79 :  ◯議長(松田文治君) 選択 80 :  ◯議長(松田文治君) 選択 81 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 82 :  ◯議長(松田文治君) 選択 83 :  ◯議長(松田文治君) 選択 84 :  ◯議長(松田文治君) 選択 85 :  ◯議長(松田文治君) 選択 86 :  ◯議長(松田文治君) 選択 87 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 88 :  ◯議長(松田文治君) 選択 89 :  ◯議長(松田文治君) 選択 90 :  ◯議長(松田文治君) 選択 91 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 92 :  ◯議長(松田文治君) 選択 93 :  ◯議長(松田文治君) 選択 94 :  ◯議長(松田文治君) 選択 95 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 96 :  ◯議長(松田文治君) 選択 97 :  ◯議長(松田文治君) 選択 98 :  ◯議長(松田文治君) 選択 99 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 100 :  ◯議長(松田文治君) 選択 101 :  ◯議長(松田文治君) 選択 102 :  ◯議長(松田文治君) 選択 103 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 104 :  ◯議長(松田文治君) 選択 105 :  ◯議長(松田文治君) 選択 106 :  ◯議長(松田文治君) 選択 107 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 108 :  ◯議長(松田文治君) 選択 109 :  ◯3番(尾形義彦君) 選択 110 :  ◯議長(松田文治君) 選択 111 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 112 :  ◯議長(松田文治君) 選択 113 :  ◯議長(松田文治君) 選択 114 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 115 :  ◯議長(松田文治君) 選択 116 :  ◯議長(松田文治君) 選択 117 :  ◯議長(松田文治君) 選択 118 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 119 :  ◯議長(松田文治君) 選択 120 :  ◯議長(松田文治君) 選択 121 :  ◯議長(松田文治君) 選択 122 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 123 :  ◯議長(松田文治君) 選択 124 :  ◯議長(松田文治君) 選択 125 :  ◯議長(松田文治君) 選択 126 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 127 :  ◯議長(松田文治君) 選択 128 :  ◯議長(松田文治君) 選択 129 :  ◯議長(松田文治君) 選択 130 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 131 :  ◯議長(松田文治君) 選択 132 :  ◯議長(松田文治君) 選択 133 :  ◯議長(松田文治君) 選択 134 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 135 :  ◯議長(松田文治君) 選択 136 :  ◯議長(松田文治君) 選択 137 :  ◯議長(松田文治君) 選択 138 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 139 :  ◯議長(松田文治君) 選択 140 :  ◯議長(松田文治君) 選択 141 :  ◯議長(松田文治君) 選択 142 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 143 :  ◯議長(松田文治君) 選択 144 :  ◯議長(松田文治君) 選択 145 :  ◯議長(松田文治君) 選択 146 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 147 :  ◯議長(松田文治君) 選択 148 :  ◯議長(松田文治君) 選択 149 :  ◯議長(松田文治君) 選択 150 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 151 :  ◯議長(松田文治君) 選択 152 :  ◯議長(松田文治君) 選択 153 :  ◯議長(松田文治君) 選択 154 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 155 :  ◯議長(松田文治君) 選択 156 :  ◯議長(松田文治君) 選択 157 :  ◯議長(松田文治君) 選択 158 :  ◯市長(安曽田 豊君) 選択 159 :  ◯議長(松田文治君) 選択 160 :  ◯議長(松田文治君) 選択 161 :  ◯議長(松田文治君) 選択 162 :  ◯議長(松田文治君) 選択 163 :  ◯議長(松田文治君) 選択 164 :  ◯24番(石井基之君) 選択 165 :  ◯議長(松田文治君) 選択 166 :  ◯議長(松田文治君) 選択 167 :  ◯議長(松田文治君) 選択 168 :  ◯議長(松田文治君) 選択 169 :  ◯議長(松田文治君) 選択 170 :  ◯議長(松田文治君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               午前10時27分 開議 ◯議長(松田文治君) これより本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。 ────────────────────────────────────────                   役員改選 2: ◯議長(松田文治君) 日程第1、役員改選を行います。 ────────────────────────────────────────                 常任委員の選任 3: ◯議長(松田文治君) それでは、常任委員の選任を行います。  常任委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長において指名いたします。  職員をして、その所属、氏名を総務、文教、厚生、建設各常任委員会の順に発表をいたさせます。 4: ◯事務局次長(東 淳一君) 命により発表いたします。  総務常任委員会委員、吉村 斉君、松本隆義君、樫本利明君、長谷川雅章君、杉井康夫君、細川佳秀君。  文教常任委員会委員、尾形義彦君、馬場 前君、浜田紀子君、米田好男君、辻本勝夫君、森本平雄君、石井基之君。  厚生常任委員会委員、岡 史朗君、住友 均君、平沼 諭君、岩佐広子君、矢野敏雄君、上野 勇君。  建設常任委員会委員、松田文治君、増田喜代信君、竹田清喜君、桑田光郎君、河合 正君、井上龍将君、高見精一君。  以上でございます。 5: ◯議長(松田文治君) お諮りいたします。ただいま発表いたしましたとおり、それぞれの常任委員に指名することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 6: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。
     よって、ただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれの常任委員に選任することに決しました。  ただいま選任されました各常任委員会の正副委員長の互選を行っていただくため、休憩中に各常任委員会を招集いたします。  総務常任委員会は議長室に、文教常任委員会はロビーに、厚生常任委員会は委員会室に、建設常任委員会は応接室にそれぞれご参集を願います。  それでは、暫時休憩いたします。               午前10時30分 休憩              ─────────────               午前10時31分 再開 7: ◯議長(松田文治君) それでは、休憩中の本会議を再開いたします。  休憩中に各常任委員会でそれぞれ正副委員長の互選を行っていただきました結果をご報告申し上げます。  総務常任委員長に杉井康夫君、同じく副委員長に長谷川雅章君。  文教常任委員長に浜田紀子君、同じく副委員長に尾形義彦君。  厚生常任委員長に岡 史朗君、同じく副委員長に岩佐広子君。  建設常任委員長に高見精一君、同じく副委員長に竹田清喜君がそれぞれ互選されましたので、ご報告を申し上げます。 ────────────────────────────────────────             中和広域消防組合議会議員の選出 8: ◯議長(松田文治君) 次に、中和広域消防組合議会議員の選出を行います。  なお、この際、中和広域消防組合規約第5条の規定に基づき、本市議会議員中より6名選出するものであります。  お諮りいたします。選出の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 9: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  中和広域消防組合議会議員に松田文治君、森本平雄君、井上龍将君、杉井康夫君、石井基之君、上野 勇君、ただいま議長より指名いたしました6名の諸君を中和広域消防組合議会議員に選出することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 10: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました6名の諸君を中和広域消防組合議会議員に選出することに決しました。 ────────────────────────────────────────           橿原・高市広域行政事務組合議会議員の選挙 11: ◯議長(松田文治君) 次に、橿原・高市広域行政事務組合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 12: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選にすることに決しました。  お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 13: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  橿原・高市広域行政事務組合の議会議員に松田文治君、松本隆義君、米田好男君、矢野敏雄君、井上龍将君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました松田文治君、松本隆義君、米田好男君、矢野敏雄君、井上龍将君を橿原・高市広域行政事務組合の議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 14: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました松田文治君、松本隆義君、米田好男君、矢野敏雄君、井上龍将君が橿原・高市広域行政事務組合の議会議員に当選されました。  以上をもって、橿原・高市広域行政事務組合の議会議員の選挙を終わります。  この際、本会議を休憩して全体協議会に切りかえます。               午前10時33分 休憩              ───────────────               午前10時34分 再開 15: ◯議長(松田文治君) 休憩中の本会議を再開いたします。 ────────────────────────────────────────               日程第2 議席の一部変更 16: ◯議長(松田文治君) 日程第2、議席の一部変更の件を議題といたします。  会議規則第3条第3項の規定により、議席の一部を変更いたします。  その議席番号及び氏名を職員に朗読いたさせます。 17: ◯事務局次長(東 淳一君) 命により、朗読いたします。  18番、高見精一君、25番、辻本勝夫君、以上でございます。 18: ◯議長(松田文治君) お諮りいたします。ただいま朗読いたしましたとおり、議席の一部を変更することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 19: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま朗読いたしたとおり、議席の一部を変更することに決しました。  議席にそれぞれおつきをお願いします。 ────────────────────────────────────────             日程第3 市長の施政方針演説 20: ◯議長(松田文治君) 日程第3、平成8年度の市長の施政方針演説を聞くことにいたします。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 21: ◯市長(安曽田 豊君) 21世紀に向かって最終の4カ年の市政を担当するに当たりまして、多くの市民の皆様方からご推挙を受け、第5代の橿原市長に就任をさせていただきました。私は任期半ばにして病魔に襲われ辞任されました前岡橋市政を継承し、「健やかで、安心して、豊かに暮らせるまち・橿原」を築くべく、協調と対話の開かれた市政運営に努めてまいる所存であります。市民の皆様を初め議員の各位におかれましても、市政発展に力強いご支援、ご協力をお願いいたします。  我が国の景気は、穏やかながら再び回復の動きが見え始めてはいるものの、長きにわたる経済調整に民間企業は苦慮しており、平成8年度政府予算案におきましても、景気への配慮から昨年度に引き続き所得税の減税を行いつつも、一方では公共事業等の伸びを確保したことで、当初予算では7年ぶりの赤字国債を発行して公債依存度が28%に達し、財政状況は一段と悪化をしております。  一方、地方財政計画におきましては、住民税の減税により、減収分は昨年度と同様に赤字地方債で補てんすることといたしておりますが、通常収支におきましても大幅な財源不足が見込まれております。このため地方交付税の確保に一定の配慮はされましたが、なお不足する額は地方債の増発で対処することとなり、借入金依存の財政体質を一層色濃く呈することになりました。  本市におきましては、本年、市民待望の「かしはら万葉ホール」が開館の運びとなりますが、地方債の借り入れ残高は最高に達し、その元利償還額も平成9年度よりピークを迎え、公債費比率及び経常収支比率の悪化が懸念され、財政状況は非常に窮迫してまいります。しかし、このような厳しい財政環境の中にあっても市政の停滞は許されず、山積する課題にこれまでの私の行政経験を生かし、取り組んでまいります。  最初の2カ年は市の将来を見据え、対応すべき基本的な計画策定に専念しながらも、早急に対処すべき事案につきましては順次取り組み、政府の今後の財政対策に配慮しつつ、市民のニーズにこたえてまいりたいと考えております。  平成8年度の主な政策といたしましては、   1 市制40周年記念事業の遂行と「かしはら万葉ホール」の開館   2 健やかで、安心して、豊かに暮らせる保健福祉事業の推進   3 児童、生徒が健やかに育つ教育の振興と文化財保護の促進   4 小集落地区改良事業等の推進と人権擁護に関する条例の制定   5 災害に強い安全なまちづくりの推進   6 都市基盤の整備   7 新たな基本構想と行政改革大綱の策定 等を重要項目といたしております。 1 市制40周年記念事業の遂行と「かしはら万葉ホール」の開館  本年は、昭和31年の町村合併によりまして、市制施行から40周年という記念すべき年を迎えます。折りしも長年にわたり市民待望の文化の殿堂としての「かしはら万葉ホール」が7月にオープンする運びとなり、落成式とあわせ、市制40周年の祝賀記念式典を挙行したいと考えております。記念事業といたしましては、昨年、関係者の絶大なるご協力により盛況に終了できました藤原京創都1300年記念事業を一過性のものとしないため、本年4月の神武祭には時代行列を参加させ、5月には「第2回 万葉ウォークラリー」を藤原宮跡周辺で実施したいと考えております。また、万葉のふるさととして知られている本市で、今秋には万葉にゆかりのある市町村を招聘して「万葉サミット」の開催を予定しております。首都圏におきましても、写真パネル展「藤原京と橿原市」及び「橿原市観光と物産展」を開催し、市制40周年を機に本市の観光宣伝を行います。また、姉妹都市「橿原市・宮崎市」が盟約30周年を迎える意義深い年でありますので、宮崎市「宮崎ふるさとまつり」には従来に増して参加、協賛すべく、江戸時代から伝わる本市の伝統的行事でございます山車(だんじり)を披露するとともに、両市においてそれぞれ「観光物産展と工芸展」を開催いたします。一方、宮崎市の在学生徒等38名を3日間本市に受け入れ、両市の友好を深めてまいります。  「かしはら万葉ホール」は既にご案内のとおり、芸術・文化・芸能・音楽・展示・講演等多岐にわたる発表や披露の場としての機能を有する文化ホール、子供たちに生活を通じて科学への知識や興味を与え、あるいは体験していただく機能を有するこども科学館、そして本や資料等を通じて図書により多く接していただきながら、一方、視聴覚という近代的な機能による最新の情報を提供し、コミュニケーションの場としての図書館と、さらには身体に軽度の障害を持っておられる方の機能回復訓練室を兼ね備えた福祉ゾーン等、多くの機能をあわせ持つ複合施設となっております。  これらの機能を有する施設が広く市民を初め多くの人々にご利用いただき、そしてまたその期待にこたえるためにも、公共施設としての持ち味を十分発揮して、利用者への可能な限りの利便を図るとともに充実感を体験していただくことが肝要であると考えております。また、このホールに隣接する既存の中央公民館、体育館及び婦人青少年会館につきましても一括して総合管理し、それに直接携わる職員ももちろんのこと、市を挙げての応対に十分心がけて運営に当たる所存でございます。  この基本姿勢をもとにしての具体的な施策といたしましては、まず7月1日に「落成式」と、こけら落としとして「市制40周年記念式典」、並びに「宮崎市姉妹都市盟約30周年記念式典」を挙行し、翌7月2日から一般の利用者に供したいと予定しております。  特に、文化ホールにありましては、オープニング行事と位置づけまして、本年度中は多彩な催し物を計画しております。また、市民の各種団体やグループには、本年度は多目的ホールの使用料を原則無料として広く開放し、開館記念の盛り上げをいただきたいと考えております。とりわけこども科学館にありましては、本年度は市内の幼・小・中学生全員を無料で招待してまいりたいと計画しております。なお、平成9年度からは教育活動の助成の一環として、市内の小学校4年生の児童を対象に同様の措置を講じたいと考えております。  いずれにいたしましても、目下、開館に向けての準備に万全を期するために関係部局を中心として取り組んでおりますので、より一層のお力添えを賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。  なお、本ホールの地下にはし尿一時貯留槽を設置し、既に1月より供用を開始しております。地元関係者の皆様のご協力に深甚なる敬意を表し、これらの管理運営には万全を期してまいる所存でございます。 2 健やかで、安心して、豊かに暮らせる保健福祉事業の推進  急激に到来いたします長寿化、高齢化社会に備え、21世紀に向かって経済社会の活力を維持しながら、生涯を通じて健やかで充実した生活を楽しみ、「長生きしてよかった」と言える長寿社会を築いていくための施策を進めていくことは極めて重要でございます。本市におきましては既に策定いたしました「老人保健福祉推進計画」、また国において定められた「子育て支援のための総合計画(エンゼルプラン)」に基づきまして、早期に対応すべき基準が示されておりますが、現実に実施すべき具体的な細目が定かではございません。また、障害者基本法に基づく障害者対策に関する長期計画が早急に必要でございます。  私は、本年度におきまして、これらの計画を具体的で実施可能な橿原市の福祉保健の総合的な実施計画に策定したいと考えており、以後、この実施計画に基づいて福祉政策を展開していく所存でございます。したがいまして、本年度はとりあえず継続的事業及び緊急を要する事業に限り実施いたしたいと考えております。  高齢者の雇用、就業の場の確保を図り、地域社会への知識、技能の提供を前提とした「シルバー人材センター」の設置が急務となっております。このため、かねてよりご支援をいただいております「シルバーネットワークかしはら」にアンケート調査をお願いし、受け皿づくりから始めていく予定で、本年度中に国、県からの指導、助成により事業の許可が得られるよう諸準備を進めていく考えでございます。  平成7年度から進めております日高山保育所の移転・改築につきましては、平成8年度に竣工させるべく、今議会に契約同意を得て、本体工事に着手してまいりたく進めているところでございます。また、老朽化が進んでいる保育所等につきましては、今後年次的に改築いたしたく考えているところであります。  学童保育につきましては、現在2カ所で実施しておりますが、女性の職場復帰及び週休2日制の完全実施により、今後そのニーズは高まってくることが予測されております。本年度は実施要綱の一部を改正し、施設の維持管理面で一定の配慮を行った次第でありますが、保育場所等、困難な課題を抱えておりますので、これらの解決策等につきまして引き続き検討してまいる所存でございます。  (仮称)橿原市福祉センターの建設につきましては、高齢者が健康で楽しく生きがいのある人生を送り、また若者との触れ合いの場も提供でき、かつ老人デイサービスを併設した施設として工事は順調に進んでおり、この秋には皆様方にご利用いただけるものと思っております。  現在、デイサービス事業によりまして、在宅の要介護老人に入浴サービスを実施しておりますが、寝たきり高齢者につきましては入浴サービスの実施が困難で、核家族化の進んだ現在、家族の力だけでは困難が伴いますので、移動入浴車を家庭に訪問させて、寝たきり老人に対する入浴サービスを実施し、老人の保健衛生の向上と家族の負担軽減に資したいと思っております。  社会福祉協議会につきましては、本年7月より「かしはら万葉ホール」に移転するのを機会に4階の福祉施設の運営を委託するとともに、本来の業務を充実して実施できるよう所要の処置を講じた次第でございます。なお、軽度の機能回復訓練につきましても、理学療法士を市において採用し、保健センター在宅老人機能訓練施設を兼ねて指導に当たるべく措置をいたしております。  少子化、核家族化等、育児を取り巻く環境は著しく変わりつつある状況下、平成9年度から地域保健法の施行に伴いまして、母子保健事業が全面的に市町村に移行されるのを踏まえて、本年度は保健婦等のマンパワーの充実及び育児支援のための体制整備と充実を計画しております。  栄養の改善、医療技術の進歩等により、男性77歳、女性83歳と年々平均寿命が延びている我が国の社会において、いつまでも健康で生活できることは誰もが望むところでございます。そのためには、壮年期より自分の健康管理を行うことが重要でございます。このため、本年度から60歳以上の健康診断の一部負担を無料といたしまして、また40歳からは約半額程度に軽減するとともに、国民健康保険被保険者は市が行うすべての健康診査を無料にしたところでございます。また、これまで市民の皆様から要望の強かった骨密度検査も年間を通じて実施できる体制とし、市民の健康増進に努めるところでございます。  長年住み慣れた地域や家庭で暮らすことは、安心して過ごせるまちづくりの重要な目標の一つでございます。そのために、本市といたしましても、在宅の年寄りに対する保健、医療、福祉サービスの連携と充実を図っているところでございます。本年度から新たに在宅歯科保健事業に着手し、寝たきり老人等の歯科治療を行うべく、所要の措置を講じたところでございます。  地球的環境の保全につきまして、その重要性は言を待たないところでございます。きれいな空気、清らかな水の保全のため、フロンの回収や食用油のリサイクル等、地道な対応を始めているところであります。本年度は電気自動車1台を導入し、環境への啓蒙、啓発に努める予定でございます。
     明るいまちづくりと犯罪防止を図るため、各自治会等において防犯灯を設置いただいておりますが、現在では防犯灯設置工事補助要綱に基づきまして、補助基準額の2分の1を補助金として自治会に交付しております。しかし、防犯灯の増設につきましては、本年度より補助基準額を実勢価格相当額に引き上げるとともに、全額を市が負担することに改めたいと考えております。 3 児童、生徒が健やかに育つ教育の振興と文化財保護の促進  次代を担う児童、生徒を育成する教育諸条件の整備・拡充を行うことは必要不可欠でございます。本市の人口急増期に設置、改築した小・中学校のうち15校が建築後20年を経過し、大規模改造修理を要する対象となりますが、本年度は昨年度に引き続き、畝傍北小学校に大規模改造第2期工事を行い、今後財政状況をも考慮しながら年次的に実施し、かつ大改修までの間につきましては学校運営に支障のないよう、相当の経費を要しますが、所要の補修を行い対処してまいります。  昨年度、2カ年計画で着手しました畝傍南小学校の改築につきましては本年度で完成の運びとなりますが、鴨公小学校におきましては学級増が見込まれ、現在施設に余裕がなく、2教室増築することといたしております。  また、教育環境の整備を進めるため、空調施設の整備を進めておりますが、本年度は小学校の保健室及び幼稚園の職員室等にクーラーの設置を計画しております。  障害児教育につきましては、今日まで県教育委員会等のご支援を受けながら推進してまいったところでございますが、本年度より教育委員会に市費による担当の指導主事を配置し、教職員に対する専門的な指導、助言を行うとともに、保護者に対する充実した就学指導と教育相談を行い、適性就学の一層の推進を目指すとともに、教育の柱として学校における障害児教育の充実を図る所存でございます。  いじめ、不登校対策につきましては昨年10月から実施し、いじめ・不登校対策指導員の学校への配置を行い、各学校においてカウンセリング等に成果が上がっているところでございます。また、青少年センターの教育相談体制及び奈良県教育委員会のカウンセラー活用事業の有効利用等、対策を推進してまいります。  国際化時代を迎え、外国青年講師1名の増員を図り、生きた英語の学習を通じて、外国語教育の充実と国際的視野を身につけた生徒の育成を目指してまいりたいと考えております。また、国際感覚を身につけ、豊かな資質と感性を培うため、幼稚園、小学校、中学校から選出した教職員を海外に派遣する措置を引き続き講じてまいります。なお本年より、保育所保母につきましても、これに参画する措置を講ずることといたしております。  生涯学習の地域における拠点づくりとして、かねてより懸案でございました真菅地区公民館を曽我町陣屋池共有地の整備を行い、建設を進めることといたしております。  文化財保存事業といたしましては、国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けました今井町を国、県の助成を得つつ、家屋の修復はもとより、街路における電線類の地中化や下水道整備、さらには防災施設を兼ねた生活関連施設の整備などを図り、古い家のたたずまいを残しながら、新しいまちづくりを進めたいと考えております。  史跡丸山古墳につきましては、公有化を図るべく用地買収に努めるとともに、整備計画の策定に着手してまいりたいと考えております。  埋蔵文化財につきましては、市域のほとんどが遺跡と周知されており、保存と開発の調和を図るべく開発のときをとらまえ、関係者のご理解とご協力を得て円滑な発掘調査ができるよう、調査体制のより一層の充実を図っていく所存でございます。  国の重要文化財に指定されております新沢千塚126号墳より出土した資料等につきましては、現在東京国立博物館に保存され、部分公開されておりますが、これを1人でも多くの方々に見てもらい、文化財への認識をさらに深めていただくため、今回複製品を3カ年で作成すべく計画いたしております。 4 小集落地区改良事業等の推進と人権擁護に関する条例の制定  本市における地域改善対策推進事業につきましては、同和問題を早期に解決することの重要性を認識し、同和対策事業特別措置法の施行以来、小集落地区改良事業等を積極的に推進し、同和地区における劣悪な住環境は相当程度改善されてきたところでございます。  現在、実施中の小集落地区改良事業につきましては、地対財特法の期限内に最大限の進捗を図るべく努力をしているところでありますが、同法期限内の平成8年度には事業完了が困難となっています。しかし、これまで実施してまいりました事業認可区域の事業等につきましては、法失効後も引き続き積極的に推進していく決意でございます。  一方、本市の財政につきましては非常に厳しい状況であります。これらの事業にかかる財政支援措置につきまして国、県へ強く要望いたしているところでありまして、関係各位の力強いご協力をお願いするところでございます。  大久保団地の建てかえにつきましては、昨年度に土地開発公社におきまして用地の先行取得を行い、実施設計業務を終え、そして本年度より2カ年計画で着手いたします。  また、老朽化が進んでおります日高山団地85戸の建てかえに向け、基本計画の策定に着手する予定でございます。  日本国憲法及び世界人権宣言に明示されている基本的人権の尊重とあらゆる差別の撤廃は、今や国内外におきまして強い社会的要請にまで高まっております。特に、同和問題は人権にかかわる国家最大の社会問題であり、その解決こそ国の責務であり国民的課題でございます。本市におきましても、同対審答申の精神に基づき、その早期解決を目指し、同和対策行政を積極的に推進し、物的事業につきましても一定の成果を上げてきたところでございますが、心理的差別が現存する限り、その解消に向けたあらゆる差別根絶のための方策が急務でございます。  人権問題に関する教育、啓発活動を積極的に取り組むことが重要であると改めて人間の尊厳を自覚し、あらゆる差別の撤廃が民主社会の建設の基礎であると認識し、必要事項を明らかにした条例案を本年に同和対策委員会にお諮りし、市議会に提出いたしたいと、その立案の準備を進めているところでありますので、議員各位を初め市民の皆様方の深いご理解と絶大なるご協力を賜りますようお願いをするところでございます。 5 災害に強い安全なまちづくりの推進  阪神・淡路大震災の教訓を踏まえまして、災害に強い安全なまちづくりを推進することは現下の緊急の課題であり、本市地域防災計画の見直しを推進するとともに、防災機能を高める社会資本の整備、消防体制の強化、情報収集・伝達態勢など、防災対策全般にわたる強化が求められているところでございます。  本市防災計画の抜本的な改正は、県の防災計画との整合性を図るため約3年を要する見通しでありますが、まず非常時の職員の初期初動体制マニュアルや防災アセスメント及び公共施設耐震診断を行い、防災計画の整備等、緊急を要するものにつきましては本年度内に改正を行うことといたしております。  翌年度以降は見直し後の防災計画によりハード、ソフト面の整備を行いますが、本年度は計画に含めるべき事項の一部を先取りいたしまして、昨年度に引き続き、耐震性防火水槽を初め飲料水兼用型耐震性防火水槽及び非常用資機材及び避難用備蓄物資等の配備を予定いたしております。  昨年の大震災においては、地域に密着した消防団員による人命救助等の功績が大きく評価されたことを踏まえ、本市消防団につきましても分団の増設と各分団ごとの増員を行い、災害対策に努めるための予算措置をいたしております。  一方、高齢化社会の到来を間近に控え、独り暮らしや寝たきり老人等の災害弱者の増加も予想され、家庭の防災指導、老人の家庭訪問、情報の収集、救護など、地域との交流活動に女性特有のきめ細かさとやわらかさなどを生かした活動がより効果的である分野が増大いたしております。このような社会情勢を背景に、消防団員の欠員補充を目的とするものではなく、地域住民との交流による理解と親近感や、消防団の中に広まるソフトムード等は究極的に消防団の活性化に寄与すると考え、団長直属の女性消防団を新たに設置することにいたしております。  本年1月には今井町に住民の自主防災会が結成されましたが、今後はこの組織の育成と新たな自主防災組織の誕生に努めてまいる所存でございます。  災害時の情報の収集・伝達の強化を図るべく、防災無線の検討を進めてまいりましたが、無線機器及び組織体制面の整備・拡充が先般の震災を契機に著しく進展しつつあります。本市におきましてもこの変化を十分見極め、より充実した防災無線システムを導入すべく、基本及び実施設計に着手をいたします。  新耐震基準が施行された昭和56年6月以前の市有の建物につきましては、本年度から3カ年の予定で耐震診断を実施し、今後所要の対応をしてまいりたいと考えております。 6 都市基盤の整備  平成6年には藤原京創都1300年祭を控え奈良・橿原線が開通し、市内の交通渋滞には相当の効果を見たのでありますが、市内中心部におきましては、依然として交通渋滞を起こしております。これには、当面まず国道165号高田バイパス等の建設を促進しなければならず、積極的に関係機関との連携を図り、用地買収にも協力してまいる所存でございます。  街路事業では、葛本町以東の中和幹線を初め八木停車場・木原線、畝傍御陵・飛騨線、今井地区環境整備街路事業の用地取得を重点的に行い、橿原西大路線の今井、五井町間につきましても着工の準備を進めてまいりたいと考えております。  道路事業につきましては、国道169号から石川線、国道24号から大垣線は用地確保に努めるとともに、見瀬町11号線の橿原神宮前5号踏切の拡幅改良工事を実施いたします。その他、市内道路の新設改良単独事業として、中町・十市町線等11路線を予定いたしております。  河川改修につきましては、昨年度に続いて高所寺川を、また坊城川の遊水池事業を行います。  駅前整備事業では、新口駅、金橋駅につきましては用地取得に努めるとともに、橿原神宮西口駅につきましては測量設計業務に着手する予定でございます。  橿原運動公園は、昭和56年に総合公園としての基本計画を定め、逐次実施してまいりましたが、バブル経済の崩壊等、社会情勢の変化、また市民のニーズの多様化に対応すべく、昨年度に硬式野球場及びサッカーコート等につきまして計画の一部見直しを行いました。将来的には原計画の施設が整備できることを前提に、硬式野球場及び多数の人が集い利用できる多目的広場として事業費等を縮小し、本年度より2カ年計画で着手することにいたしております。  総合プールは、昭和56年7月にオープン以来今日まで15年を経過し、この間、ジャンボスライダーの設置及び50メートルプールの塗装替え等、機能の維持、強化に努めてきましたが、各所で老朽化や損傷が目立ちますので、政府のスポーツ施設リフレッシュ事業による財政支援を受けながら、北西角の空地に子供用プール及び新型スライダーの新設とファミリープール、プールサイドの全面改修、並びに管理棟及び更衣室の建てかえ等の事業を本年10月から平成10年3月にかけて行い、平成10年7月には大々的にリニューアルオープンしたいと考えております。  曽我川緑地につきましては、子供の遊び場、多目的広場、園路広場、修景施設の整備工事を行います。  昨年度着手いたしました見瀬近隣公園につきましては、敷地造成工事及び外周道路の工事を行い、平成9年度完成を目標に整備を進めてまいります。  葛本児童公園は、中和幹線工事に伴います敷地買収との関連もありますので、今般、全面改修を行い、面目を一新したいと考えております。  近鉄八木駅南の沿道型土地区画整理事業につきましては、かねてより難航しておりました高田池が昨年度に一部未解決の問題点を残したものの全面買収を行いましたので、一部土砂の搬入を行うとともに、全体計画の一部再検討を行うことにいたしております。  土地区画整理事業では、北妙法寺地区及び五条野地区で昨年度に組合が発足され、本格的な事業の展開が見込まれますが、小規模ではありますが、本年度より縄手土地区画整理事業にも着手する予定でございます。  公共下水道は、今後の文化生活基盤の重要な施設であります。このため、本年度も昨年度計上相当額を予定いたしております。遺憾ながら諸般の事情が輻輳し、計上予算額の執行が滞り、多額の繰り越しが見込まれることはまことに申しわけなく思っております。この際、上水道事業も含め、執行組織体制を一元化することを検討しているところであります。一方、排水路の整備につきましては各地域からの要望も多く、増額の予算措置を講じたところでございます。  本市の農業は都市近郊型であり、高齢化、兼業化の進む中、農業の現状を注視しながら周辺地域との調和を考え、農道、水路、ため池等の整備を進めてまいります。  生産者と消費者を直結して新鮮な農産物を廉価に供給する朝市は、本市農業協同組合と生産者団体の協力を得て橿原運動公園で開催し、非常に好評であり、できれば開催場所を増設すべく関係者と協議してまいりたいと考えております。  ごみ焼却処理施設につきましては、建設後17年が経過し、毎年、保全修理に万全を期して相当多額の経費を費やしております。このため、平成6年度は施設の現状から見て可燃ごみ発生量、焼却対象ごみ質の将来的な動向を予測し、精密機能検査結果をもとに既設ごみ焼却施設の中・長期的な整備方針を検討しているところでございます。さらに、本年度はごみの質・量の問題及びリサイクルも含めて今後に対処するため、ごみ処理基本計画等の立案に取り組むことにいたしております。  ごみ焼却残灰のフェニックスへの搬送につきましては、残灰の質等の関係から昨年度に一部試験的に搬入いたしておりますが、本年度より全量を市直営で搬送することにいたしております。  また、ごみの分別収集等により、車両及び現業職員の増加と現有環境第2事業所の職員休養施設の毀損が著しいため、これらの施設の増改修を行うことにいたしております。  ごみの減量化とリサイクルを促進するため、昨年度、市農業祭とあわせて施行いたしました「リサイクル物品フェア」が好評を得ましたので、本年度より本格的に「リサイクルフェスタinかしはら」を開催し、ごみ減量と資源リサイクルの啓発に努める所存でございます。  し尿の収集につきましては、下水道の普及と相まってし尿収集業務の縮小を余儀なくされ、また料金につきましても昭和58年より据え置き、収集業者の経営悪化が生じたため、昨年度、収集料金の改正、並びに一定の資金援助を行うこととしたところであります。しかし、今後状況はますます厳しくなり、収集業者の転廃業も予測されます。このため「下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業者等の合理化に関する特別措置法」に基づく転廃交付金等の助成も必要とされ、今後の状況把握、並びに調査・研究にも対処する必要がございます。 7 新たな基本構想と行政改革大綱の策定  本市の財政状況につきましては、当初に触れたとおりでありまして、今後の市政の運営につきまして熟慮、検討する必要があります。政府においても「財政危機宣言」なるものが発表され、本年度は行財政改革に真摯に取り組むことといたしております。  また、本市の基本構想は昭和63年に策定され、平成13年度を目標年次といたしております。しかし、時代の変遷と多様化する市民のニーズや政策課題に対処するため、新たな基本構想と基本計画の策定に取り組みたいと考えております。あわせて政府の行財政計画を標傍しつつ、行政改革推進委員会を設置し、事務事業の見直し、時代に即応した組織機構の見直し等についての行政改革大綱の策定も行い、これに基づき、今後の行財政改革に取り組む所存でございます。しかし、とりわけ教育委員会につきましては、かしはら万葉ホールの設置に伴う管理体制の整備を急きょ行う必要があり、教育総務部、教育指導部、生涯学習部の3部体制とすべく、教育委員会と現在協議をしているところでございます。 8 その他  昭和61年10月以来、本市一般行政職員の給料につきましては9級制でありますが、部長が2部以上にわたる業務の調整を行うなど、相当困難な職務を担当する者を「理事」に格付けをいたしたいと考え、給料表を10級制に改める予定をいたしております。  情報公開につきましては、本年度で文書管理システムが完了いたしますので、情報保護も含め専門家の参画もいただき、その後、市民も含めた懇話会を設置し、情報公開制度の基本的なあり方について検討を重ねてまいる所存でございます。  情報公開とともに地方分権、規制緩和は地方自治の活性化に不可欠であります。私は、地方分権特例制度を初め地域振興につながる諸制度については、国、県の動向も踏まえ調査・研究し、具体策を提起いたしたいと考えております。  男女共同参画社会の実現に向けて、女性の思いをもっと表現し、実現できる場をつくる必要があります。これらの施策につきまして、総合的な企画と各部署で実施している業務との調整を図るため、市長部局に女性問題担当者の設置を予定いたしております。  本市の電算業務につきましては、昭和63年1月に稼動後、はや8年を経過いたしましたが、処理方法はホストコンピューターを中心とした定形大量業務主体の集中処理方式であります。近年、情報処理分野におけるハードウエア、ソフトウエア両面の進歩の著しさは目を見張るものがあり、これに伴い、分散処理という構築方法がクローズアップされ、性能向上が特に著しいパーソナルコンピューターをクライアントとして、データベースやプリンタ及びネットワーク等、資源の共有管理のみを受け持つサーバーを部門ごとに配したオープンなクライアント・サーバーシステムへの移行が進んでおります。  本市が現在使用している端末機は、汎用コンピューター専用端末機で、導入時には当時としては最高級であったわけでございますけども、年数経過とともに現在では機能的に業務範囲が限定され、これらを現状のパソコンと同機能にアップさせるには、高額な経費を投入しても同等とはなりがたく、また法定耐用年数も既に経過しております。すべての端末を更新する時期に入っている現状でございます。情報化が急速に進む中、本市も定形大量業務処理を中心とした集中処理方式から非定形少量業務処理可能な分散処理方式とすべく、平成8年度、9年度の2カ年で構築し、担当職員に新技術修得の研修を受講させ、新しい技法構築を行い、民間の業者委託開発部分を極力控え、全庁ネットワーク化を目指し、現端末機をパーソナルコンピューターに入れかえるべく所要の措置を講じたところでございます。これらの装置稼働後には、住民票及び印鑑証明の自動発行処理も対処可能となり、さらに将来は戸籍事務の電算化を図り、住民サービスの向上と事務能率のアップに寄与するものと考えております。  中小企業対策といたしましては、平成6年度より小口融資の限度額を300万円から500万円に引き上げるとともに、金融機関に対しまして貸付原資の一部を預託することにより、貸付金利を1%引き下げる措置を講じましたが、本年度より融資限度額を500万円から1,000万円に引き上げることで、中小企業者の経営安定を図るべく財政措置をいたしました。  国民健康保険特別会計は、昭和63年度には黒字に転換し、以来平成4年度までは毎年単年度黒字で安定した推移を示してまいりましたが、平成5年度から単年度実質収支が毎年赤字となり、平成8年度には繰り越しがなくなる見込みで財政運営が厳しくなってまいりました。その主な原因は、医療費の伸びが税収の伸びを上回っていることと、高齢化に伴う老人保健拠出金の増額であります。このことから、国の平成7年度国民健康保険制度改正の基本方向を踏まえ、本市国民健康保険税率、賦課限度額を見直し、医療費に見合った保険税収の確保が必要と考えます。改正に当たっては、県下各市と均衡を失わないよう、国保税改正の柱であります応益割合による保険税軽減制度の拡充に沿うべく、応益割35%を目標に平等割、均等割を引き上げ、資産割を引き下げる手法での税率改正を平成8年度より平成10年度までの3カ年で段階的に実施してまいります。  また、課税限度額該当世帯の保険税額だけを据え置くことは、保険税負担の公平性の確保から問題があり、加えて保険税収不足の状況から課税限度額の改正も税率改正とあわせて実施いたしたく、今議会に提案をいたしておるところでございます。  上水道事業会計におきましては、平成4年4月に平成7年度までの4カ年の料金算定期間で平均21. 2%の料金改定を行いましたが、平成6年4月より本市配水量の約7割を依存している県営水道供給料金が1立方メートル当たり115円から145円に26%の引き上げが行われました。このため平成6年度には2億7,000万円の純損失が生じましたが、昨年度からの繰越利益剰余金1億2,100万円を差し引き、平成6年度末には1億4,900万円の繰越欠損金が生じました。また、平成7年度におきましても3億3,000万円の単年度損失金が見込まれ、平成7年度末欠損額の累計は5億円に達せんとしております。独立採算制の企業会計におきましては、現行料金のままでは到底安定した給水を望めず、また従来の損失金をこれ以上今後の使用者の負担に求めることは負担の公平をも欠くと判断し、やむなく料金の改定を行うべく提案をいたしているところでございます。今回の料金算定期間は、平成8年度より平成11年度までの4カ年の収支計画に基づき、県営水道供給料金は現行の価格で算定し、経費面につきましても企業努力に徹して極力抑制し、設備投資の財源につきましても、長期安定の企業債及び一般会計出資金等を最大限見込み、有収水量率を90%以上に想定して算定した結果では、県営水道供給料金の改定分の受水費増にほぼ見合う19. 5%改定を行うことが必要となりました。なお、料金単価の配賦に当たっては、平均使用水量までは平均改定率以下に抑える配慮をいたしました。今後は平成11年度まで県営水道供給料金の改定のない限り、今回の改定料金を維持してまいる所存でございます。  以上、新年度に取り組む施策の概要を申し上げましたが、これらに基づいて編成いたしました平成8年度予算は、一般会計418億6,600万円、特別会計263億8,875万8,000円、企業会計52億4,876万7,000円といたしております。  一般会計につきましては、昨年度に総合公共施設建設事業が完了したこともあって、対前年度4%減でありますが、この総合公共施設建設事業費を除いた場合は10. 7%の増となります。これは本年度も財政環境の厳しい中、国の施策にも呼応し、高齢化社会を間近に控え、市民生活の質の向上に資する社会資本の整備を図るため、公共投資基本計画に沿って地方債を積極的に活用するとともに、衛生、福祉、商工観光、防災対策及び教育費等への重点配分による伸びでございます。  橿原市は奈良県の副都市として、また中和の拠点都市として、21世紀に羽ばたく多くの要素を秘めております。やがて南北には京奈和自動車道が、そして東西には目下鋭意取り組んでおります中和幹線が十字に交差し、現有の国道及び鉄道とともに真に交通の要衝の地として、さらなる発展の期待できる地域でございます。  私は、これらを背景にして今後の市政の歩みをより具体化するため、本年度は市の基本構想を初め市政各般にわたる実施計画の策定を重点に取り組み、本年を「計画元年」と位置づけ、“健やかで、安心して、豊かに暮らせるまち・橿原”の実現に向けて邁進する決意でございます。今後の市政運営に議員各位のご理解と一層のご協力をお願いいたす次第でございます。  どうもありがとうございました。(拍手) 22: ◯議長(松田文治君) これをもって、市長の平成8年度の施政方針演説を終わります。 ────────────────────────────────────────   日程第4 議第1号 橿原市議会議員及び橿原市長の選挙における選挙運動の公費負             担に関する条例の一部改正について 23: ◯議長(松田文治君) 日程第4、議第1号、橿原市議会議員及び橿原市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 24: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、公職選挙法施行令の一部改正により、橿原市議会議員及び橿原市長の選挙における選挙運動の公費負担のうち、選挙運動用自動車の経費について、運送事業者との運送契約の場合の最高額5万1,500円を5万7,800円に、一般の運送契約で自動車の借り入れの契約の場合の最高額1万3,390円を1万5,000円、運転者雇用の契約の場合の最高額1万円を1万1,200円に引き上げ、ポスター作成の経費についても、1枚当たりの作成単価の計算根拠となる462円88銭とそれの加算額25万7,500円をそれぞれ489円50銭と27万2,435円に引き上げるものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 25: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 26: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────      日程第5 議第2号 橿原市職員定数条例の一部改正について 27: ◯議長(松田文治君) 日程第5、議第2号、橿原市職員定数条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 28: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、従来から職員配置について少数精鋭主義を堅持してまいったところでございます。平成5年の3月に向こう3年間を見込んで定数を改正したものでありますが、かしはら万葉ホールの管理運営の所管が教育委員会になったことから各事務部局間の調整が必要になったこと、及び福祉事業、保健衛生事業等の行政事務の需要増等に対応するため増員を必要とする部門が生じたもので、これらに伴い、現行定数1,004人から1,031人に改めるものでございます。  定数の内容につきましては、市長部局の職員につきましては679人に8人増の687人に改め、議会の事務部局の職員につきましては8人に2人増の10人に改め、教育委員会の事務部局の職員につきましては58人に14人の増で72人に改め、水道企業の事務部局の職員につきましては55人に3人の増で58人に改めるものでございます。  今後の定数につきましては、行政改革委員会でご検討願い、改正してまいりたいと考えておりますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 29: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり) 30: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────     日程第6 議第3号 職員の分限に関する条例の一部改正について 31: ◯議長(松田文治君) 日程第6、議第3号、職員の分限に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 32: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、職員が過失により自動車事故を起こした場合で禁固以上の刑に処せられたときは、現行ではすべて失職することになっていることから、最近の自動車社会の変化等に対応して、情状を考慮して失職から救済する規定を設けるものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 33: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 34: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第7 議第4号 橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について 35: ◯議長(松田文治君) 日程第7、議第4号、橿原市の一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 36: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、複雑多様化する行政事務について各部門間にまたがる事務を調整し、事務能率の向上に寄与することを目的に「理事」等の職を置くため、行政職給料表を国家公務員の給料表に準じて現行の9級制から10級制に改めるものでございます。  また、この改正に伴い、関係条例の条文整備を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 37: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 38: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第8 議第5号 橿原市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準に             関する条例の一部改正について 39: ◯議長(松田文治君) 日程第8、議第5号、橿原市の単純な労務に雇用される職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 40: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、地方公務員法に定めております職員のうち、「単純な労務に雇用される職員」についてはその名称に不快感を覚えるなど、社会情勢の変化に伴い、条例等で使用するこれらの名称を「技能職員」に改めるものでございます。  また、関連条例についても同様の改正を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 41: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 42: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────     日程第9 議第6号 橿原市公共施設整備基金条例の制定について 43: ◯議長(松田文治君) 日程第9、議第6号、橿原市公共施設整備基金条例の制定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 44: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、将来の大規模な公共施設等の整備を行う場合の財源の一部に充てるため、基金を設置するものでございます。  また、この基金設置に伴いまして財政調整基金条例との整合性を図るため、当該条例の条文整備を行うものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 45: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 46: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────       日程第10 議第7号 橿原市税条例の一部改正について 47: ◯議長(松田文治君) 日程第10、議第7号、橿原市税条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 48: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、精神障害者の軽自動車税の減免の申請について、これまではその精神障害にかかる通院医療費の公費負担を証する書類及び障害の程度を証する書類の提示が必要であったものを、精神保健法の一部改正により、精神障害者保健福祉手帳を提示することに改めるとともに条文の整備を行うものでございます。  どうかよろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 49: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 50: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────    日程第11 議第8号 橿原市国民健康保険税条例の一部改正について 51: ◯議長(松田文治君) 日程第11、議第8号、橿原市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 52: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、関係条文の整備を図るとともに、国民健康保険税の課税限度額について、地方税法第703条の4、第17項の規定では現在52万円となっているものが本市においては47万円であり、これを段階的に平成8年度については50万円、平成9年度については52万円に引き上げるものであります。  また、医療費に対応した税収入を確保し、かつ応能割と応益割のバランスを踏まえ、中間所得層の負担増を改善するとともに、資産割の現行56%を平成8年度については50%に、平成9年度については45%に、平成10年度については40%に引き下げ、加入人数で計算される被保険者均等割の現行1万3,300円を平成8年度では1万6,800円に、平成9年度については1万8,600円に、平成10年度については2万400円に引き上げ、世帯別平等割についても現行1万6,300円を平成8年度については1万9,200円に、平成9年度については2万1,000円に、平成10年度については2万2,800円に引き上げるものであります。  同時に低所得者層の負担が増大しないように配慮し、6割軽減の減額についても、被保険者均等割及び世帯別平等割のそれぞれ現行7,980円と9,780円を平成8年度については1万80円と1万1,520円に、平成9年度については1万1,160円と1万2,600円に、平成10年度については1万2,240円と1万3,680円に、また4割軽減の減額につきましては、被保険者均等割及び世帯別平等割のそれぞれ現行5,320円と6,520円を平成8年度については6,720円と7,680円に、平成9年度については7,440円と8,400円に、平成10年度については8,160円と9,120円に引き上げるものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 53: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 54: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は厚生常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────      日程第12 議第9号 橿原市上水道給水条例の一部改正について 55: ◯議長(松田文治君) 日程第12、議第9号、橿原市上水道給水条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 56: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、現行の水道料金について平成4年4月に改定を行い、今日に至っておりますが、この間の平成6年4月に県営水道料金が115円から145円に26%引き上げられ、水道事業に多大の経費負担が生じ、平成7年度には4億8,000万円、平成8年度においても多額の欠損金が見込まれ、今後の給水サービスの安定供給に支障が生じますので、財政の健全化を図るため、やむなく平成8年6月から平均19. 5%の引き上げを行うものであります。  今回の改正では、平成8年から平成11年までの4カ年を収支の算定期間とし、基本料金と従量料金をあわせて改正するものでございます。  まず基本料金につきましては、量水器及び検針、集金等に要する経費を基盤に算定し、従来どおり口径別といたしました。また、従量料金につきましても、従来どおり8段階別逓増型とし、1立方メートル当たり最低20円から最高80円の改正を行うものでございます。使用者の約半数が使用する20立方メートル以下については、給水原価以下に抑えられております。  改定料金につきましては、別に提出しております改定料金資料をご参照願いまして、よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 57: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 58: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は厚生常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第13 議第10号 橿原市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 59: ◯議長(松田文治君) 日程第13、議第10号、橿原市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。
                 (市長 安曽田 豊君 登壇) 60: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、災害対策基本法及び大規模地震対策特別措置法の一部が改正されたことに伴い、災害が発生した場合において、市長等が現場にいなかったときに付近住民に応急措置業務につかせる権限を自衛隊職員にも付与されたことから、公務災害補償について関係条文の整備を図るものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 61: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 62: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────    日程第14 議第11号 橿原市災害対策本部条例の一部改正について 63: ◯議長(松田文治君) 日程第14、議第11号、橿原市災害対策本部条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 64: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、災害対策基本法及び大規模地震対策特別措置法の一部が改正され、防災計画に定める災害対策本部について、災害の状況に応じ、災害対策本部の事務の一部を行う組織として現地災害対策本部を置くことができるよう改正されましたので、関係条文の整備を図るものでございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 65: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 66: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は総務常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────        日程第15 議第12号 工事請負契約の締結について 67: ◯議長(松田文治君) 日程第15、議第12号、工事請負契約の締結についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 68: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、日高山保育所の老朽化等により、新たにこれを移転し、新築するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。  本事業の契約金額は3億797万円、契約の相手方は(仮称)橿原市立藤原京保育所新築工事、ヒロタ建設株式会社・株式会社古市工務店特定建設工事共同企業体でございます。  よろしくご審議のほどお願いをいたします。 69: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 70: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は厚生常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────        日程第16 議第13号 工事請負契約の締結について 71: ◯議長(松田文治君) 日程第16、議第13号、工事請負契約の締結についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 72: ◯市長(安曽田 豊君) これは、公共下水道築造工事(耳成処理分区第7-8工区)でございますが。  本件につきましては、常盤町の公共下水道築造工事を施行するに当たり、当該工事請負契約の締結につき、議会の議決を求めるものでございます。  本事業の契約金額は1億6,274万円、契約の相手方は株式会社森組奈良支店でございます。  よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 73: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 74: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────        日程第17 議第14号 工事請負契約の締結について 75: ◯議長(松田文治君) 日程第17、議第14号、工事請負契約の締結についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 76: ◯市長(安曽田 豊君) これは、公共下水道築造工事(耳成処理分区第7-9工区)でございますが。  本件につきましては、上品寺町及び新口町での公共下水道築造工事を施行するに当たり、当該工事請負契約の締結につき、議会の議決を求めるものでございます。  本事業の契約金額は3億1,415万円、契約の相手方は株式会社浅沼組奈良営業所でございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 77: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 78: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。  この際、暫時休憩いたします。               午前11時50分 休憩              ─────────────               午後 1時07分 再開 79: ◯議長(松田文治君) 休憩中の本会議を再開いたします。  直ちに日程に入ります。 ────────────────────────────────────────   日程第18 議第15号 平成7年度橿原市一般会計補正予算(第5号)について 80: ◯議長(松田文治君) 日程第18、議第15号、平成7年度橿原市一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 81: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、まず第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、繰越明許費の限度額を定めております。その内容といたしましては、総務費では総合公共施設建設事業で3億6,620万円、衛生費では上水道事業会計出資金で3,600万円、農業費では農業振興地域整備計画委託料で600万円、土木費では道路新設改良事業ほか8件で22億3,878万2,000円、消防費では消火栓設置負担金ほか1件で6,668万4,000円の繰越限度額を定めております。  第3条では、地方債について借入限度額、利率及び償還の方法を定めております。  続きまして、歳出の概要を申し上げますと、総額で34億4,220万円の追加補正を行っております。  まず総務費では、総額で33億9,884万5,000円の追加を行っております。その主な内容といたしましては、将来の大規模な公共施設の整備の財源に充てることを目的として公共施設整備基金への積立金及び総合公共施設駐車場用地購入費等を追加し、金融機関等への預金利率の低下に伴う退職手当基金積立金と貸付額の減少に伴う土地開発公社等への貸付金及び選挙執行費の確定に伴う参議院議員選挙費等をそれぞれ減額いたしております。  民生費では、総額で2,798万9,000円の追加を行っております。その主な内容といたしましては、対象人員の増減により心身障害者医療費、老人短期入所運営事業、児童措置費を追加し、精神薄弱者施設措置費を減額いたしております。そのほかといたしまして、国民健康保険財政安定化支援事業分としての繰出金と、午後7時までの時間延長型保育サービス事業が国庫補助事業として追加されたことによる私立保育所への補助金、老人ホーム及び市立保育所に対する社会福祉施設整備補助金をそれぞれ追加し、住環境整備事業用地における発掘調査事業費を減額いたしております。  衛生費では、総額で3億407万円の減額を行っております。その内容といたしましては、受診者数の増加に伴う予防接種医療機関委託料及び平成8年4月2日で買いかえ対象となります清掃車購入費を追加し、老朽管更新対象事業費の減少による上水道事業会計への出資金と、残灰・空き瓶・空き缶・金属類の処理手数料及び残灰搬出委託料等をそれぞれ減額いたしております。また、老人保健施設助成事業費についても、平成8年度の予算への組みかえのため減額をいたしております。  農業費では、土地改良事業費の確定に伴い、33万円の追加を行っております。  土木費におきましては、総額で4億1,221万7,000円の追加を行っております。その主な内容といたしましては、大久保小集落地区改良事業費等において、国庫補助事業費の確定額を計上いたしております。そのほかといたしまして、土地開発公社への貸付利率の低下による土地開発基金繰出金と平成8年度予算への組みかえ等による橋梁新設改良事業費、下水道使用料及び起債額の増額により、公共下水道事業特別会計への繰出金を減額いたしております。  消防費では、消防団員退職報償金を追加し、設置箇所数の減少に伴い、消火栓設置負担金を減額することにより、1,795万9,000円の減額を行っております。  教育費についても退職手当を追加し、中学校及び幼稚園施設整備工事を減額することにより、1,487万8,000円の減額を行っております。  公債費では利率の低下に伴い、長期債利子で6,027万4,000円の減額を行っております。  これに見合う歳入といたしまして、公共施設整備基金への組みかえ分として、財政調整基金のうち52億2,000万円の取り崩しを行っております。そのほかといたしましては、事業執行経費に合わせた収入額を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  どうかよろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 82: ◯議長(松田文治君) お諮りいたします。本件については12人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 83: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、本件については、12人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、岡 史朗君、住友 均君、岩佐広子君、松本隆義君、竹田清喜君、長谷川雅章君、桑田光郎君、河合 正君、細川佳秀君、石井基之君、高見精一君、上野 勇君、以上の12人の諸君を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 84: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました12人の諸君を予算特別委員会の委員に選任することに決しました。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくため、本会議休憩中に本委員会を委員会室に招集いたします。  暫時休憩いたします。                午後1時15分 休憩               ─────────────                午後1時20分 再開 85: ◯議長(松田文治君) それでは、休憩中の本会議を再開いたします。
     休憩中に予算特別委員会の正、副委員長の互選を行っていただきました結果、予算特別委員長に桑田光郎君、同じく副委員長に竹田清喜君がそれぞれ互選されましたのでご報告申し上げます。 ────────────────────────────────────────   日程第19 議第16号 平成7年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)               について 86: ◯議長(松田文治君) 日程第19、議第16号、平成7年度橿原市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 87: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。  続きまして、歳出の概要を申し上げますと、総額3,300万円の追加補正をいたしております。その主な内容といたしましては、保険給付費で被保険者数の増加に伴う医療費を追加し、老人保健拠出金では平成7年度の老人保健医療費の確定により減額をいたしたものでございます。  これに見合う歳入といたしましては、繰入金等を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 88: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 89: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第20 議第17号 平成7年度橿原市公共下水道事業特別会計補正予算(第3               号)について 90: ◯議長(松田文治君) 日程第20、議第17号、平成7年度橿原市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 91: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、まず第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、繰越明許費として14億4,130万円の繰越限度額を定めております。  第3条では、債務負担行為として平成8年度までに9,000万円を計上いたしております。  第4条では、地方債について借入限度額、利率及び償還の方法を定めております。  続きまして、歳出の概要を申し上げますと、総額で3,560万円の追加補正を行っております。その主な内容といたしましては、供用開始戸数の増加等に伴う流域下水道維持管理費負担金及び県における大和川上流流域下水道事業の増額変更により、流域下水道事業負担金をそれぞれ追加し、利率の低下に伴い、長期債利子を減額いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、使用料及び手数料等を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  どうかよろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 92: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 93: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第21 議第18号 平成7年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予               算(第1号)について 94: ◯議長(松田文治君) 日程第21、議第18号、平成7年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 95: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、まず第1条で歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、繰越明許費として住宅新築資金貸付事業で1,675万円の繰越限度額を定めております。  第3条では、地方債についての借入限度額、利率及び償還の方法を定めております。  続きまして、歳出の概要を申し上げますと、総額で2億4,630万円の減額補正を行っております。その主な内容といたしましては、住宅新築資金等貸付件数の減により、貸付金を減額し、借り受け者からの繰上償還に伴って長期債繰上償還金の追加をいたしております。  これに見合う歳入といたしましては、国庫支出金等を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  どうかよろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 96: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 97: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第22 議第19号 平成7年度橿原市上水道事業会計補正予算(第1号)につ               いて 98: ◯議長(松田文治君) 日程第22、議第19号、平成7年度橿原市上水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 99: ◯市長(安曽田 豊君) 平成7年度橿原市上水道事業会計補正予算(第1号)の概要についてご説明を申し上げます。  まず第2条の業務予定量中、給水戸数を446戸減の4万395戸に、年間総配水量を6万立方メートル増の1,627万3,000立方メートルに補正をいたしました。  次に、第3条の収益的収入及び支出中、営業収益の水道料金で7,100万円を減額し、営業外収益では96万6,000円を減額いたし、収益的収入合計を30億1,969万6,000円に補正をいたしております。一方、収益的支出といたしましては、営業費用の配水及び給水費等の増額で差し引き550万円の増額となり、営業外費用では支払い利息で1,280万円を減額し、収益的支出合計を33億1,583万8,000円に補正をいたすものでございます。したがいまして、収益的支出では2億9,614万2,000円の不足となる見込みでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございます。資本的支出では、第4次拡張費で3,000万円、その他建設改良費で2億5,000万円を減額いたしまして、支出合計を19億1,368万5,000円に補正をいたすものでございます。一方、資本的収入では企業債、出資金、分担金及び負担金で1億6,441万4,000円を減額いたし、資本的収入額を13億3,123万3,000円に補正をいたすものでございます。なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足をいたします額5億8,245万2,000円は、消費税資本的収支調整額3,405万8,000円、過年度分損益勘定留保資金1億6,320万9,000円及び当年度分損益勘定留保資金3億6,940万8,000円で補てんし、なお不足する1,577万7,000円は流動負債で措置をいたすものでございます。  以上、概要を申し上げましたが、詳細につきましては補正予算説明書をご参照いただきまして、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。 100: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 101: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────      日程第23 議第20号 平成8年度橿原市一般会計予算について 102: ◯議長(松田文治君) 日程第23、議第20号、平成8年度橿原市一般会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 103: ◯市長(安曽田 豊君) 平成8年度一般会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額418億6,600万円といたしており、前年度と対比いたしますと17億4,600万円、4. 0%の減となっております。  まず第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、債務負担行為の期間及び限度額を定めております。その内容といたしましては、平成9年度までに障害者長期計画策定委託事業で391万4,000円、都市計画マスタープラン策定委託事業で781万3,000円、橿原運動公園硬式野球場整備事業で4億5,000万円、橿原運動公園総合プール改修事業で6億8,500万円、大久保団地住宅建設事業で1億6,072万5,000円を計上し、また平成10年度までに地域防災計画見直し業務委託事業で1,200万円、出土複製品作成委託事業で1,600万円を計上いたしております。その他といたしまして、平成8年4月1日から償還するまで土地開発公社が金融機関から受ける融資に対する債務保証で110億円を定めております。  第3条では、地方債についての借入限度額、利率及び償還の方法を定めております。  第4条では、一時借入金の最高限度額を30億円と定めております。  第5条では、職員にかかる人件費について過不足を生じた場合、同一款内での項間の流用ができるように定めております。  次に、歳出の主な内容を申し上げますと、まず人件費につきましては76億4,736万5,000円を計上いたしております。前年度と対比いたしますと、一般職の給与改定及び退職手当の増額等により3億6,460万4,000円、5. 0%の増となっております。  扶助費につきましては41億367万円で、福祉センター内で実施しますデイサービス事業や、寝たきり老人に対する訪問入浴サービスの実施及び老人ホームにおけるショートステイによる入所者の増加等により、前年度に比べて1億9,380万8,000円、5. 0%の増となっております。  また、公債費については39億7,916万6,000円で、地域総合整備事業債等の元利償還金の増額により、前年度に比べて4億7,411万2,000円、13. 5%の増となっております。  次に、普通建設事業費につきましては、130億8,339万4,000円を計上いたしております。その主な内容といたしましては、まず総務費では総合公共施設周辺整備事業及び集会所建設事業補助金等、民生費では福祉センター建設事業費、衛生費では環境第2事業所管理棟改修工事及び焼却炉オーバーホール等、農業費では団体営農道整備事業等、商工費ではサイクリングターミナル外壁改修工事等を計上いたしております。  土木費におきましては、道路新設改良事業費で国道24号大垣線ほか2路線及び市単独改良事業、河川改良事業費では坊城川ほか1河川、土地区画整理事業費では北妙法寺地区ほか2地区、街路事業費では中和幹線ほか5路線、都市公園事業費では橿原運動公園硬式野球場整備事業等、公園管理費では総合プール改修工事、住宅建設費では大久保団地の建設事業、小集落地区改良事業、今井町住環境整備事業を計上いたしております。  また、消防費では消火栓設置負担金及び防災対策事業費、教育費では畝傍北小学校大規模改造工事、畝傍南小学校建設工事、史跡丸山古墳用地購入費及び今井町防災施設設置工事等を計上いたしております。  次に、その他の経費といたしましては、物件費で46億5,417万1,000円で、前年度に比べ、かしはら万葉ホール管理運営費及び市制40周年関連事業費等の増額により8億9,932万7,000円、24. 0%の増となっております。  維持補修費につきましては2億6,050万8,000円で、前年度に比べ、街路維持補修費等の増額により1,915万9,000円、7. 9%の増となっております。  また、補助費等につきましては23億2,569万5,000円で、藤原京創都1300年記念事業実行委員会交付金の減額及び中和広域消防組合負担金の増額等により差し引き、前年度に比べ2億22万8,000円、7. 9%の減となっております。  積立金につきましては5億447万4,000円となっており、その内容といたしましては、平成8年度地方交付税に算入されます地域づくり事業分として、ふるさと基金に9,600万円を計上し、その他に退職手当金基金で3億円、財政調整基金等の利子相当分で1億847万4,000円を計上いたしましたが、金利等の低下等により、前年度に比べ1億2,382万5,000円、19. 7%の減となっております。  繰出金では23億6,901万7,000円で、前年度に比べ、土地区画整理事業特別会計繰出金等の増額により8,757万円、3. 8%の増となっております。  その他といたしまして、投資及び出資金では橿原・高市広域行政事務組合への出資金及び老朽管更新事業の推進を図るために上水道事業会計への出資金等で5億2,854万円、貸付金では特別小口融資預託金の増額及び土地開発公社貸付金の減額等で23億9,500万円、予備費では1,500万円を計上いたしております。  なお、これに見合う歳入といたしましては、市税で144億757万9,000円を計上いたしておりますが、住民税減税の影響額は10億2,200万円となり、減税補てん債を同額借り入れすることにいたしております。その他の収入につきましては、事業執行に必要な収入額を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  詳細につきましては予算説明書をご照覧いただきまして、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 104: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 105: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第24 議第21号 平成8年度橿原市国民健康保険特別会計予算について 106: ◯議長(松田文治君) 日程第24、議第21号、平成8年度橿原市国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。
     議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 107: ◯市長(安曽田 豊君) 平成8年度橿原市国民健康保険特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は62億2,620万円といたしております。前年度と対比いたしますと3億3,310万円、5. 7%の増となっております。  まず第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条におきましては、一時借入金の最高限度額を5億円と定めております。  次に、歳出の主な内容を申し上げますと、保険給付費では診療報酬の引き上げ等により43億7,939万4,000円を計上いたしており、前年度と対比いたしますと2億2,214万円、5. 3%の増となっております。また、老人保健拠出金においても、老人医療対象者の増加に伴って15億8,901万7,000円となり、前年度と対比いたしますと1億1,637万2,000円、7. 9%の増となっております。その他といたしまして、保健事業費で3,338万3,000円を計上し、従来の基本健康診査、胃癌、大腸癌検診に加え子宮癌、乳癌、肺癌検診についても無料化することといたしました。また、平成8年度から新たに骨密度検査、在宅寝たきり老人者に対する訪問歯科指導等を行うことにいたしました。  これに見合う歳入といたしましては、国民健康保険税等を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  詳細につきましては予算説明書をご照覧いただき、よろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げる次第でございます。 108: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。尾形君。              (3番 尾形義彦君 登壇) 109: ◯3番(尾形義彦君) 国民健康保険特別会計予算に関連しまして。  「橿原市国民健康保険税条例の一部改正について」が厚生常任委員会に付託されましたが、私自身は厚任常任委員会あるいは予算委員会に入っておりませんので、この上程のところでちょっと質問させていただきます。  今回、税率及び課税限度額の改正が本予算に計上されていますが、これもスライド制をとっており、今後9年度、10年度と改正されるわけでございます。そこで、対前年と比較してみますと、本年度はこの改正が実施されたならば、8年度との差がどのようになるか。すなわち世帯平等割にしますと2,900円のアップでございます。そして、6割軽減で940円、4割軽減で1,740円のアップでございます。また、被保険者の均等割について見ますと、8年度におきましては対7年度と比べますと3,500円のアップ、6割軽減ですと700円、4割軽減で2,100円のアップでございます。これが9年、10年となるわけです。それでなくても「橿原市は税金が高い」というふうに入ってこられた方が言われるのをよく耳にするわけですけども、しかしこれも国保財政の特異性、すなわち「出るをはかって入るを定める」と言われるように、一般の経済原則とは違う面があるわけでございます。そういう面で、改正もいたし方ないという面も一部はあるわけでございますけども。  そこで、この予算の賦課徴収費の中に前納報償金が計上されています。金額は1,772万円。この前納報償金に関しては、『国民健康保険税逐条解説』にこのようにあるわけです。「国民健康保険税については、地方税法上明文の規定がないため、前納報償金を交付することはできないものである。これに対し、普通徴収に係る個人の市町村民税、固定資産税及び固定資産税と併せて賦課徴収される都市計画税については、納期前納付があった場合には、前納報償金を交付することができることとされている(法第321条、第365条、第702条の7)。このように地方税法に根拠規定があって、はじめて、条例で前納報償金の交付規定を設けることができるものであり、国民健康保険税については、前納報償金を交付する旨の規定が設けられていないので交付することはできないものである。国民健康保険税は、他の税と異なり、当該市町村の国民健康保険事業に必要とする費用を被保険者がある一定の基準により負担するものであり、その必要額しか課税していないので、仮に前納報償金を交付すれば、その分だけ費用が不足することになり、国民健康保険税については、前納報償金の制度はなじまないものである」と、このようにあるわけですね。  市町村では、交付しているところと、してないところが大体半々ぐらいなんですね。また反面、これをやめることによって、収納率が下がるのではないかという議論もございます。しかし、これも実際に実施してみないとわからないという面もあるわけでございます。その分は後でしっかり徴収すればいいのであって、費用と歳入とは別に考えなければならないと考えるわけです。この前納報償金をなくせば、税率アップも低く抑えられるわけであります。しかし、今回は時間が余りありませんので減額修正まで求めませんけれども、今後この前納報償金について議論なしにこのままずっと交付していくのかどうか、この辺を聞いておきたい、このように思います。  以上です。 110: ◯議長(松田文治君) 市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 111: ◯市長(安曽田 豊君) 3番、尾形議員から議第21号の国民健康保険特別会計予算の上程に伴いましての前納報償金についてのご質問でございます。  ただいま議員がおっしゃったことにつきましては、私どもとしましても十分了承しておるわけでございますけども、ただやはりこういう収納率の向上なり国庫補助金の確保等、この本制度の問題につきましては昭和35年の制度開始以来やってこられたところでございまして。一方ではそういう歴史もやっぱりあるわけでございますけども、ただいま議員お述べのように、これも私どもの部長に聞きますと、県下のいろいろな指導等もあるようでございますので、こういうただいまのご意見等も踏まえながら、その方向性について平成8年度において内部でも十分検討してまいり、また当議会でもご審議をいただきたいと思うわけでございますので、その点につきまして十分理解をいたしておりますので、ご了解を賜りたいと、かように存ずるところでございます。 112: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第25 議第22号 平成8年度橿原市老人保健特別会計予算について 113: ◯議長(松田文治君) 日程第25、議第22号、平成8年度橿原市老人保健特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 114: ◯市長(安曽田 豊君) 平成8年度橿原市老人保健特別会計予算の概要についてご説明申し上げますと、予算総額は76億150万円といたしております。前年度と対比いたしますと8億5,520万円、12. 7%の増となっておるわけでございます。  第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。  次に、歳出の主な内容を申し上げますと、医療諸費では老人医療対象者の増加により75億9,082万7,000円を計上いたしております。前年度と対比いたしますと8億5,392万4,000円、12. 7%の増となっております。  これに見合う歳入といたしましては、支払い基金交付金等を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  詳細につきましては、予算説明書をご照覧いただきまして、何とぞよろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 115: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 116: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────  日程第26 議第23号 平成8年度橿原市公共下水道事業特別会計予算について 117: ◯議長(松田文治君) 日程第26、議第23号、平成8年度橿原市公共下水道事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 118: ◯市長(安曽田 豊君) 平成8年度橿原市公共下水道事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は41億8,110万円といたしており、前年度と対比いたしますと5,190万円、1. 2%の減となっております。  まず第1条におきましては、歳入歳出の予算の総額を定めております。  第2条では、債務負担行為として平成9年度までに3億円を計上いたしております。  第3条では、地方債についての借入限度額、利率及び償還の方法を定めております。  第4条では、一時借入金の最高限度額を5億円と定めております。  次に、歳出の主な内容を申し上げますと、公共下水道事業費で24億4,098万1,000円を計上し、そのうち補助事業費として11億8,000万円、市単独事業費で11億2,000万円を計上いたしております。  その他といたしまして、県に対する大和川上流流域下水道事業負担金として2億2,382万9,000円を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、使用料及び手数料等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  詳細につきましては、予算説明書をご照覧いただきまして、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 119: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 120: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第27 議第24号 平成8年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算につ               いて 121: ◯議長(松田文治君) 日程第27、議第24号、平成8年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 122: ◯市長(安曽田 豊君) 平成8年度橿原市公共用地先行取得事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は2億910万円といたしており、前年度と対比いたしますと1億8,223万5,000円、46. 6%の減となっております。  まず第1条におきましては、歳入歳出の総額を定めております。  次に、歳出の内容を申し上げますと、平成4年度曽我川緑地及び橿原運動公園用地国債等の長期債元利償還金で2億810万円を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、財産収入等を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  詳細につきましては、予算説明書をご照覧いただきまして、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。 123: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 124: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第28 議第25号 平成8年度橿原市駐車場事業特別会計予算について 125: ◯議長(松田文治君) 日程第28、議第25号、平成8年度橿原市駐車場事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 126: ◯市長(安曽田 豊君) 平成8年度橿原市駐車場事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は1億6,310万円といたしており、前年度と対比いたしますと10万円、0. 1%の増となっております。  まず第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。  次に、歳出の主な内容を申し上げますと、施設管理費として、都市施設整備管理公社への業務委託料及び公共施設整備基金積立金等で1億6,210万円を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、料金収入等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  詳細につきましては、予算説明書をご照覧いただきまして、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。 127: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 128: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第29 議第26号 平成8年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算に               ついて 129: ◯議長(松田文治君) 日程第29、議第26号、平成8年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 130: ◯市長(安曽田 豊君) 平成8年度橿原市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は6億5,220万円といたしており、前年度と対比いたしますと1億2,170万円、22. 9%の増となっております。  まず第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。  第2条では、地方債についての借入限度額、利率及び償還の方法を定めております。  第3条では、一時借入金の最高限度額を2億円と定めております。  次に、歳出の主な内容を申し上げますと、住宅新築資金等貸付金として4億9,950万円を計上いたしております。
     これに見合う歳入といたしましては、国庫支出金等を計上し、歳入歳出の均衡を図ったものでございます。  詳細につきましては、予算説明書をご照覧いただきまして、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。 131: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 132: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第30 議第27号 平成8年度橿原市墓園事業特別会計予算について 133: ◯議長(松田文治君) 日程第30、議第27号、平成8年度橿原市墓園事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 134: ◯市長(安曽田 豊君) 平成8年度橿原市墓園事業特別会計予算の概要についてご説明を申し上げますと、予算総額は3,320万円といたしており、前年度と対比いたしますと485万円、17. 1%の増となっております。  まず第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。  次に、歳出の内容を申し上げますと、墓園管理費として都市施設整備管理公社への管理業務委託料等で3,220万円を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、使用料及び手数料等を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  詳細につきましては、予算説明書をご照覧いただきまして、何とぞよろしくご審議をいただきますようお願いを申し上げます。 135: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 136: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第31 議第28号 平成8年度橿原市土地区画整理事業特別会計予算について 137: ◯議長(松田文治君) 日程第31、議第28号、平成8年度橿原市土地区画整理事業特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 138: ◯市長(安曽田 豊君) 平成8年度橿原市土地区画整理事業特別会計予算の概要について申し上げますと、予算総額は1億210万円といたしており、前年度と対比いたしますと6,044万円、145. 1%の増となっております。  第1条におきましては、歳入歳出予算の総額を定めております。  次に、歳出の予算を申し上げますと、近鉄八木駅南土地区画整理事業費として1億110万円を計上いたしております。  これに見合う歳入といたしましては、一般会計からの繰入金を計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。  詳細につきましては、予算説明書をご照覧いただきまして、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。 139: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 140: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第32 議第29号 平成8年度橿原市共有財産処分特別会計予算について 141: ◯議長(松田文治君) 日程第32、議第29号、平成8年度橿原市共有財産処分特別会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 142: ◯市長(安曽田 豊君) 平成8年度橿原市共有財産処分特別会計予算の概要について申し上げますと、予算総額は72億2,025万8,000円といたしております。この会計では、内膳町ほか19町の共有財産処分経費を計上いたしたものでございます。  詳細につきましては、予算説明書をご照覧いただきまして、よろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。 143: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 144: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────    日程第33 議第30号 平成8年度橿原市上水道事業会計予算について 145: ◯議長(松田文治君) 日程第33、議第30号、平成8年度橿原市上水道事業会計予算についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 146: ◯市長(安曽田 豊君) 議第30号、平成8年度橿原市上水道事業会計の概要についてご説明を申し上げます。  まず第2条の業務予定量といたしましては、給水戸数を1カ月平均65戸の増加を見込み、平成8年度末で4万1,175戸を予定いたしております。  次に、年間総配水量では前年度より1. 2%増の1,646万8,000立方メートルを見込み、その72. 3%に当たる1,190万5,000立方メートルを県営水道から受水する予定をいたしております。  また、主要な建設改良事業の概要といたしましては、第4次拡張事業の配水管埋設工事で1億1,662万5,000円、その他配水管埋設工事で14億5,910万7,000円の事業を予定いたしております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。収益的収入では総額で30億9,581万6,000円を計上いたしており、主な内容といたしましては営業収益として水道料金等で30億6,316万1,000円、負担金等の営業外収益で3,265万5,000円でございます。一方、収益的支出で総額33億9,863万1,000円を計上いたしておるところでございますが、その主な内容といたしましては営業費用で29億6,667万5,000円、うち県営水道受水費で17億7,801万2,000円、人件費及びその他で11億8,866万3,000円でございます。また、営業外費用では企業債利息等で4億2,795万6,000円でございます。したがいまして、特別損失等を加えまして、平成8年度の収益的収支は3億281万5,000円の純損失となる見込みでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございます。資本的支出では総額18億5,013万6,000円を計上いたしております。一方、資本的収入では第4次拡張事業企業債等、経費に伴う収入額といたしまして総額15億1,537万円を計上いたしておりますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足をいたします3億3,476万6,000円は、消費税資本的収支調整額2,892万5,000円及び当年度分損益勘定留保資金として3億584万1,000円で補てんをいたすことにしております。  以上、概要を申し上げましたが、詳細につきましては予算説明書及び参考資料をご照覧いただきまして、よろしくご審議を賜りますようお願いをいたす次第でございます。 147: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 148: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は予算特別委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第34 議第31号 橿原市道路占用料に関する条例の一部改正について 149: ◯議長(松田文治君) 日程第34、議第31号、橿原市道路占用料に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 150: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、道路法施行令の一部改正によりまして、国、県の基準に合わせて道路占用料について所要の改正を行うものでございます。  具体的な内容といたしましては、電線類の地中化が促進されるよう地下電線の項目を新設し、地下埋設管の外径区分、電話柱等の細分化を行い、各種占用物件の占用料単価を改めるなどの見直しを行うとともに、電気事業者、ガス事業者については、平成8年度以降の占用料について前年度の1. 1倍以内とする経過措置を設けるものでございます。  よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 151: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 152: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  本件は建設常任委員会に付託いたします。 ────────────────────────────────────────   日程第35 報第1号 平成8年度橿原市土地開発公社事業計画の報告について 153: ◯議長(松田文治君) 日程第35、報第1号、平成8年度橿原市土地開発公社事業計画の報告についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から報告の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 154: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、平成8年2月29日に開催されました橿原市土地開発公社の理事会におきまして議決されたもので、ここにご報告を申し上げる次第でございます。  本年度の主たる事業といたしまして、同和対策推進事業用地、都市計画等公共事業用地及び市道路改良事業用地、並びにその他公共事業用地で46億827万7,000円の先行取得でございます。  その他の事業費用と合わせまして、総事業費は88億3,113万2,000円でございます。  よろしくお願いを申し上げます。 155: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 156: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わり、報第1号の報告を終わります。 ────────────────────────────────────────   日程第36 報第2号 平成8年度財団法人橿原市都市施設整備管理公社事業計画の              報告について 157: ◯議長(松田文治君) 日程第36、報第2号、平成8年度財団法人橿原市都市施設整備管理公社事業計画の報告についてを議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  市長から報告の説明を求めます。市長。              (市長 安曽田 豊君 登壇) 158: ◯市長(安曽田 豊君) 本件につきましては、平成8年2月29日に開催されました財団法人橿原市都市施設整備管理公社の理事会におきまして決定されましたので、ここにご報告を申し上げるものでございます。  本年度の事業といたしましては、市営斎場、市営香久山墓園、香久山公園、橿原市昆虫館、橿原市香久山体育館、(仮称)万葉の丘やすらぎ広場、市営駐車場及び市営自転車駐車場、橿原運動公園等の管理運営を行うものでございます。
     事業費の総額は7億3,577万8,000円でございます。  よろしくお願いを申し上げます。 159: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 160: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わり、報第2号の報告を終わります。 ──────────────────────────────────────── 161: ◯議長(松田文治君) ただいまお手元に配付いたしましたとおり、石井議員から決第4号、地方分権の実現を求める意見書が提出されました。  お諮りいたします。この際、決第4号を日程に追加し、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 162: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、本件について日程に追加して議題とし、委員会の付託を省略することに決しました。 ────────────────────────────────────────         追加日程 決第4号 地方分権の実現を求める意見書 163: ◯議長(松田文治君) 追加日程の決第4号、地方分権の実現を求める意見書を議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。石井君。              (24番 石井基之君 登壇) 164: ◯24番(石井基之君) ただいま議題となりました決第4号、地方分権の実現を求める意見書の提案理由の説明を申し上げます。  昨年5月、永年にわたる地方公共団体の強い念願でありました地方分権推進法が成立し、7月には同法に基づき、政府が作成する地方分権推進計画について具体的な指針を勧告する地方分権推進委員会が発足いたしております。現在、地方分権推進委員会において種々検討審議され、来る3月末に中間報告が予定されております。したがいまして、この際、地方公共団体の総意を踏まえた地方分権の実現について明確な判断と方向を示し、遅くとも本年中に具体的な指針を勧告されるよう要望し、また政府は勧告を受けた際は速やかに実効性のある地方分権推進計画を作成し、その計画に基づく施策を実施されるよう、地方分権の流れを確実なものとするため、関係行政庁等に対し強く要望するものであります。  なお、本件は議会運営協議会委員全員の賛同を得て提出するものであります。よろしくご賛同を賜りますようお願いいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。(拍手) 165: ◯議長(松田文治君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 166: ◯議長(松田文治君) これをもって質疑を終わります。  これより討論に入ります。討論ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 167: ◯議長(松田文治君) これをもって討論を終わります。  これより決第4号について採決いたします。  本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 168: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。  ただいま可決いたしました意見書の送付先につきましては、議長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 169: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま可決されました意見書の送付先については、議長に一任いただくことに決しました。  以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。本日はこれにて散会し、明日から改めて通知するまで休会いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) 170: ◯議長(松田文治君) ご異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会し、明日から改めて通知するまで休会することに決しました。  それでは、本日はこれにて散会いたします。どうもご苦労様でございました。                午後2時15分 散会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...